家探し
無事に就職が決まったら(おめでとうございます!)、家探しです。
とはいっても小さな部屋を見つけるのがやっとですが。
シンガポールは日本と違い、完全に一人暮らしの出来る物件を見つけることは稀です。
東京であれば一部屋6万~8万程度で完全一人部屋(キッチン、お風呂付)が見つけられますが、そのような物件をシンガポールで探そうと思ったらいくらかかるのでしょう。見当が付きません。シンガポール人は結婚をするまで一人暮らしをする習慣がなく(国土も非常に狭く、国の端から端まで行ってもおそらく1時間半程度。一人暮らしするメリットがあまりないと思われます。)、そのような物件は用意されていません。あったとしても富裕層の外国人向けで、かなりの値段がすると思われます。というわけで、シンガポールではシェアハウスやシェアルームが通常です。
というわけで、私のような現地採用で渡星した者の選択肢は主に以下の5つです。
・バックパッカー向けホステルで長期滞在
・コンドミニアムのマスタールーム
・コンドミニアムのコモンルーム
・HDBのマスタールーム
・HDBのコモンルーム
バックパッカー向けホステルでの暮らしですが、やはり働きはじめてからも不安定な場所で生活することはお勧めできません。毎日入れ替わり立ち替わりで様々な旅行者がやってくるため、よく眠れる日もあればそうでない日も、なんてこともあるでしょう。プライベートも確保できません。もちろん人によっては、常に刺激を持てて良い、ということもあるかもしれません。実際私が住んでいたホステルにも、会社勤めで働いていてもホステルに暮らし続ける人は少なからずいました。
コンドミニアムというのは日本でいうところのマンション、を想像して頂けたら良いと思います。マンションはマンションでも家族向けのマンションです。リビングルームがあり、キッチンがあり、いくつかの部屋があるでしょう。
そこで「マスタールーム」というのは、イメージとしてはその家族向けマンションの一戸の中にあるバス付のプライベートな部屋、という感じです。
キッチンは他の部屋に住む住人とシェアになります。
「コモンルーム」というのはその家族向けマンションの一戸の中の、子供部屋というイメージでしょうか。お風呂などはついておらず、ただのベッドルームです。キッチンやお風呂は他の部屋の住人とシェアです。
ちなみにコンドミニアムは、シンガポール人の富裕層の誕生、外国人居住者の増加によりニーズが高まりました。高級感ある外観や大きなプール、テニスコートにジムやBBQ、ボーリング、カラオケまでついた物件もあります。当然セキュリティーもしっかりしています。
次にHDBとは何か、ですが、これはHousing Development Board(住宅開発庁)住宅の略です。1970年代に狭い国土のため極度の住宅不足に悩まされていたシンガポールは、政府が主導で効率的な住環境整備に取り組みました。その時から作られてきたのがHDBです。現在はリノベーションをした物件も多く、「HDBなのにきれい!」と言われることもありますが、今でも古い物件は多く残ります。そのため価格も割と安く抑えられるメリットがあるでしょう。
主に上記5つが選択肢ですが、その他一戸建て物件のシェア、二段ベッドでのシェアルームなどという選択肢もあります。
✩シンガポールで部屋を探す手段はいくつかあります。
現地の不動産にアタックするもよし、物件探しのサイトを使うもよし、友達つてやFacebookページで探すもよし、です。私が使った事があり、または聞いたこと、調べたことのあるものをいくつかご紹介します。
まずこちらは、シンガポールお役立ちウェブといって、シンガポールに住む日本人に便利なありとあらゆる情報が載っています。
そしてその中の賃貸シェアサーチ
http://www.singaweb.net/bbs/homesearch/homelist.php
サイト自体利用者のほとんどが日本人であるため、紹介されている物件に関しても日本人同士のやり取りになる可能性が高く、安心度が高いです。
こちらはローカルの物件探しサイト。登録が面倒ですが、情報量は十分です。
http://www.easyroommate.com.sg/
Facebookの中では
RENT A ROOMというページやSG Room Rentalというページなどがあります。
ちなみに私は上記を通して物件を探している最中、
つづきはこちら
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